故人を弔うために葬儀を行い、お経をあげてもらうことがありますが、お経にはいくつかの種類があります。こちらでは、そんなお経の種類と読み方についてご紹介致します。
様々なお経
一口にお経と言っても仏教には八万四千の教えがあるため、お経の種類も数多くありますが、特に般若心経は有名だと思います。天台宗や真言宗、浄土宗、禅宗を宗派としていて、古くからお守りとして多くの方に利用されていることもあり、ご存知の方は多いでしょう。この他にも、天台宗や日蓮宗を宗派とした法華経、浄土宗や浄土真宗を宗派とした阿弥陀経など沢山のお経があります。
お経の読み方
お経には様々な読み方があります。下記ではいくつかの読み方をご紹介致します。
読経(どきょう、又はどくきょう)
読経は、お経を読む上で最も一般的な読み方です。お経の本を見ながら声に出して読む方法で、読誦(どくじゅ)とも言います。
看経(かんきん)
看経はお経を看るということから、黙読を行うことを指します。禅宗系統で使われる言葉とされていて、読経と同じ意味として使われることもあります。
諷誦(ふじゅ)
諷誦は声に出してお経を読むことを指しますが、諷誦文というお経の趣旨について述べる文章を読むという意味もあります。
勤行(ごんぎょう)
勤行は朝や夕方の決まった時間帯に行う読経を指します。熱心に修行を行うということや努力して行うという意味が込められています。勤行のことをお勤めと言うこともあります。
お経を読む場面や読む内容によって読み方が違います。日常生活の中で僧侶以外の方がお経を読むことは特に問題ないので、仏教に興味がある方や心を無にして集中したい方は、ぜひ読経にチャレンジしてみて下さい。
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